クリトリスや恥丘、恥骨の不思議

女性の体の不思議はいろいろありますが、クリトリスというとても敏感な部分、それから恥骨や恥丘について少しお話していくことにしましょう。女性の体がますます不思議で神秘的に見えてくるかもしれませんよ。

◆昔の人はクリトリスを知らなかった?

クリトリスは女性の性感帯であることは、今では当たり前のことと認識していますが、実は女性器にクリトリスがあって、それが女性にとって性感帯であるということが一般的に知られたのはそれほど昔のことではないのです。1960年ごろ、生理的研究報告によってクリトリスは性感帯であることが報告されています。1970年代に入ったころ、やっと一般的に知られるようになりました。もちろん、クリトリスという名称はなかったものの、そこが女性にとって性感帯であることは広く知られていたようでした。

◆クリトリスが顔を出すのはホンノ少しだけ?

女性一人ひとり性器の形が違うように、クリトリス自体も個性がありますね。クリトリスは大陰唇の上、その裏側にあります。男性でいうところの亀頭にあたる部分がクリトリスの核になるんですね。大陰唇を開いて、小陰唇を開いて、やっとチラリと顔を出したのがクリトリスの核の部分です。普段は全体が隠れています。セックス中に快楽を感じてくると、徐々に核の部分が顔を出し、ふっくらとしてきますが、中にはクリトリスが顔を出さない女性もいるようです。いわゆる包茎状態なので、上から優しく刺激を与えることで十分快楽を得ることはできます。どちらにしてもデリケートな部分であることには変わりはありません。

◆恥骨や恥丘のヒミツについて

丁度女性器の陰毛がふわふわと生えている部分が恥骨や恥丘です。恥骨はその名の通り骨で、成長とともに他の骨と結合することで恥骨結合と呼ばれるようになります。女性の体の神秘のひとつですが、この恥骨結合部分は出産時に緩むのだとか。おなかの中の赤ちゃんが出やすいように、もちろん女性が意識して緩めているのではなく、自然にそうなるような体の仕組みになっています。

実はこの恥骨部分、いわゆる恥丘のふっくら盛り上がっている部分は性感帯として感じる女性もいるそうです。その仕組みですが、恥丘部分を刺激することで、その内側部分にある内臓が刺激され、快楽を得るといわれています。クリトリスのように直接弄ることで気持ちよくなるのではなく、内側全体に刺激が与えられるため、くすぐったいような気持ちいいような不思議な感覚を得るようです。もちろん感じ方には個人差があるので、女性なら誰でも感じるというわけではありません。試しに、パートナーはどうか、今度試してみるといいかもしれませんね。

クリトリスや恥骨、恥丘について、初めて知ったという方も多いことでしょう。ちなみにクリトリスも恥丘も強引に弄るのは絶対にNGです。例えば、恥丘を刺激しようと女性に無理な体勢をさせてしまうと血流が悪くなって、感じるどころか不感症になってしまう可能性も出てきます。性感帯を刺激することも必要かもしれませんが、それよりも女性の体を大切に扱うことを忘れてはいけません。セックスそのものを苦痛に感じてしまえば、セックスレスになってしまう可能性もありますからね。