おもしろい異説!「抜き差しならない」の語源に迫る

「抜き差しならない」というのは、身動きがとれない状況を意味する言葉です。一般には「さびついた刀をさやから抜くことができない状況」から生まれた言い回しとされていますが、実はもうひとつおもしろい説があります。
なんと、「抜き差し」がさすのっぴきならない状況とは、女性器に関係することだったという異説です。信憑性という観点から見るとかなり怪しいものではありますが、言葉の由来として楽しむ分にはいいのではないでしょうか。

◆浮気の話がもとという異説がある!?「抜き差しならない」その由来

言葉とはいつも思いもよらないようなことが語源となっており、調べてみると「へえ」とうなずくだけでなく、笑いを提供することもあります。「抜き差しならない」も例にもれず、思わず吹きだしてしまうようなものです。
有力な説では「錆びついた刀はさやから抜いたり差したりできない」ことから生まれた言葉だと言われています。しかし実はもうひとつ、上記の言葉には由来とされるエピソードがあり、人によってはこちらを支持しているそうです。
異説とされているものは、女性器にまつわる話で、日本のむかしばなしによくあるような、ユーモアにあふれたものになっています。話の中心となるのは、とある既婚の女性と、彼女と不倫している男性の性交についてです。

◆浮気相手の亭主に現場をおさえられた男性の、こっけいな悩み

話はひとりの女性が、旦那の不在を狙って別の男と浮気をするようになったことからはじまります。女はいつも自宅に不倫相手を招いて性交していたのですが、あるとき予想もしていなかった時間に旦那が帰ってきてしまいました。
夫が帰宅したとき、ふたりはまさにセックスをしようとしている真っ最中だったそうです。大慌てでなにごともなかったようにふるまおうとするのですが、時すでに遅く結局帰ってきた亭主に現場を目撃されてしまいます。
そして浮気相手は挿入直前という体勢のまま固まってしまい、どう動けばいいか迷いました。引けばペニスがあらわになってしまい情けないが、だからといって差せば現行犯でいいわけすることもできなくなってしまうからです。

◆楽しい話はまだまだある!下ネタ由来の言葉を探すのもおもしろいかも

上記のようなのっぴきならない状況だったことから「抜き差しならない」 という言葉が生まれたとされています。はじめに紹介したのとは違い、かなり信憑性にとぼしい説ですが、おもしろさでは引けを取りません。
また「抜き差し」の対象が女性器ということも相まって、想像すると言葉をまともに使えなくなります。また知っていてもあまり堂々とひとに教えられる知識でもないということが、いっそうおかしさを助長しているのかもしれません。
「抜き差しならない」という言葉にかぎらず、特殊な表現というのはおもしろいエピソードを背景に持つものが多くあります。もしかすると、探せば他にも女性器にまつわる話をもった言い回しがいくつか発見できるかもしれません。